無意識のうちに腕を組んでしまうクセがある人や、周囲によく腕を組みたがる友人がいる人はいませんか?
実は腕を組む動作には、さまざまな心理が隠されています。
今回は、組み方によって異なる、腕を組んでいるときの心理状況について紹介します。
対面している相手の腕の組み方から心理がわかれば、よりコミュニケーションを円滑にできるはずです。
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PC記事中レクタングル_1腕を組む人とは?男女ともに変わらない心理状態だった!
男女で腕を組む心理状態は、とくに性別による違いはありません。
それでは、腕を組む動作に隠れた心理から、代表的なものを挙げて説明していきます。
警戒している
人と話しているときに、腕を組むのは警戒心の表れです。
腕を組めばたいていの場合、胸の前で組みますが、それは心を見せたくないという心理かもしれません。
また警戒心をもっているということは、観察しているとも取れます。
「どんな人なんだろう」と思って腕を組み、相手を見ながら想像している場合もあるようです。
不安や緊張からの防衛
自分が相手に与えたいイメージを演出するために、腕を組む場合もあります。
男性であれば頼りがいのある人という印象を与えたいときに、腕を組むかもしれません。
また男女ともに、仕事ができる人と思われたい意識が、腕を組ませる場合もあります。
女性であれば、腕を下の方で組んで、バストを強調している場合もあります。
女性的な魅力を見せることで、話を優位に進める効果を狙っているといえるでしょう。
考え事をしている
考え事をしているときにも、腕を組む人が多いようです。
書類などを見ながら、腕を組んで下を向いている人を見かけませんか?
何かについて内向的に考え事をする場合、腕を組みながら目線は下になる人が多いです。
一方で、何かに物事を想像する場合、人の視線は上を向きがちです。
腕を組んで視線が上へいっている場合は、想像したり新たな考えを探しているときだと思いましょう。
目を閉じて腕を組んでいる場合は、視界からの情報を遮断して、頭や心の中を整理していると考えられます。
隠し事をしている
人は隠し事をしているときに、なぜか腕を組んでしまうようです。
隠し事を相手に見抜かれないように腕を組むのは、守りの姿勢をとっています。
ボクシングではないですが、ガードを固めて防衛しているわけです。
本当の気持ちを知られたくない場合にも、腕を組むことがあります。
怒っている
怒っているときにも、腕を組むことがあります。
相手に怒っていることを伝えたい場合もあれば、自分の怒りを抑えようとしての動作の場合もあるでしょう。
怒っている場合は、拳に力が入っているので、これもひとつ観察材料として頭の隅に置いておくとよさそうです。
相手の話を聞きたくない
拒絶を表しているときも、人は腕を組みます。
目の前で話している人とは、もうコミュニケーションを取りたくないという心理が表れているのです。
この状態のときは拒絶しているので、アドバイスをするのはやめておいたほうがいいでしょう。
左右や高さで変わる腕を組む人の特徴
腕を組む高さによっても、意味合いが変わることがあります。
また左右どちらの腕が上にあるかは、心理というより右脳型、左脳型を判断するうえで有効です。
左右どちらが上にあるかは、癖のようにたいてい同じで、「逆に組んで」と言われても組むづらいものです。
腕を組んだ場合の高さ、左右の違いについて知ることができると、どう接すればいいのか理解しやすくなるでしょう。
左腕を上にして組んでいる場合
左腕を上にして腕を組む人は、右脳型です。
アイデア豊富で、クリエイティブな能力に優れている人が多く見られます。
感性優先なので、伝え方は抽象的な表現になりやすいでしょう。
右腕を上にして組んでいる場合
腕を組んだときに、右腕が上にくる人は左脳型です。
計算能力が高く、計画性が高い論理的な人でしょう。
コミュニケーションの取り方は、直接的な表現をするのでわかりやすい反面、きつい印象もあるかもしれません。
高い位置で腕を組んでいる場合
高い位置で腕を組むのは、相手を威圧する行為です。
「自分のほうが相手より大きい」「優位な立場にある」という心理が、動作となって表れているのでしょう。
戦闘モードといってもいいのが、高い位置で腕を組んでいる姿勢です。
低い位置で腕を組んでいる場合
低い位置で腕を組んでいる場合は、目をつぶっているのと同じで、思考を働かせようとしている動作です。
周りに目を向けず、集中している状態でしょう。
また、不安や緊張の表れでもあります。
お腹は人にとって急所です。
神経の細やかな人は、心配事があると胃が痛くなるように、お腹は心理状態と密接な関係があります。
腕を下のほうで組んでいる場合は、考え事をしているのと同時に、不安や緊張と戦っているというケースも考えられます。
PC記事中レクタングル_2腕を組んでいる人と円滑なコミュニケーションをするには
腕を組んでいる人のほとんどは、心を開いていません。
不安な気持ちから相手を観察して、信用できる人かどうかをうかがっている心理状態だといえるでしょう。
ポジティブに「知りたい」と思っているのではなく、ネガティブな心理なので、コミュニケーションを取るのは難しい状況です。
こんなときは、どうしたらいいのでしょうか?
相手の話を聞く
腕を組んでいる相手は、あなたに不信感を抱き観察している状態なので、コミュニケーションの主導権は相手に渡したほうがいいでしょう。
こちらから話せば話すほど、疑いの気持ちを大きくさせてしまう可能性が高いです。
相手があなたのことを受け入れるまでに、多少時間がかかります。
こういうときは、相手に話をさせるようにしましょう。
相手に短い質問をして話を引き出し、疑問に持たれていることを少しずつ解消していくのです。
ただし、焦って質問攻めになり主導権を握ってしまうと、相手の不信感が増しますので注意してください。
相手を立てる
腕を組むというのは、警戒心の表れであると同時に、目の前の相手より優位に立ちたいという心理が表れています。
それなら相手が思うとおりに、優位にさせてあげましょう。
できるだけ丁寧に接し、相手を立ててあげるのです。
話の腰を折らず、相槌を打ちながら同調するのも効果があるでしょう。
不安や疑問に思っていることを、言葉として吐き出させるのです。
緊張状態を表している場合もあるので、リラックスさせることも必要でしょう。
腕組みが終わるまで話しかけない
腕を組んでいるときは、考えている場合もあります。
会話の途中で腕を組みはじめた場合は、何かしら引っ掛かることがあると思ったほうがいいでしょう。
相手がその姿勢をとった場合は、会話をそこで止めるのもひとつの手段です。
ある程度頭が整理された状態になったところで、会話を再開させます。
腕組みをする相手を観察して、右腕が上ならば論理的に話す、左腕が上の場合は相手がイメージできるような言葉を使って話しましょう。
まとめ
腕を組んでいる人の、心理状態を紹介してきましたが、いかがでしたか?
腕を組む動作をする人の心理には、ポジティブな内容よりもネガティブなものが多いです。
その態度の意味を知らずにコミュニケーションを取れば、余計に悪い印象を与えてしまいます。
コミュニケーションを取るうえで、心理を読むのは大切なこと。
相手が出すシグナルをしっかり受け取り、うまく利用すれば有効に使え、良好な関係が築けるはずですよ。