ペアで20~30万円ほどする結婚指輪は、決して安い買い物ではありません。
新婚の2人はこれからさまざまなものに、お金はかかるでしょう。
家計を考えて、結婚指輪はいらないと考える女性もいます。
ただ理由は、お金だけの問題ではないようです。
そこでこの記事では、女性が結婚指輪がいらない理由やそう言われたときの男性の心理について、解説しましょう。
PC記事中レクタングル_1結婚指輪がいらないと思う理由
結婚指輪は愛する人と一生一緒にいると誓った証として、ほしいと考える人が多いでしょう。
一方で、結婚指輪は必要ないと考える女性もいます。
どのような理由で、結婚指輪はいらないと思うのでしょうか?
指輪よりも他のものにお金を使いたい
結婚指輪には20~30万円の高額な費用がかかります。
結婚した場合は住宅や家具、引っ越し費用などさまざまなものにお金がかかりますよね。
結婚指輪はなくても生活に困りませんので、今後の生活のためにお金を使いたいという人も少なくありません。
邪魔だから
結婚指輪は、アクセサリーのひとつでもあります。
指輪をし慣れていない人にとって、毎日指につけているのが負担になる、邪魔に感じるという人もいるようです。
お風呂掃除や家事をするときに気になってしまうこともあるでしょう。
職業によっては指輪を外さなければならないこともあります。
外したり、着けたりを繰り返すのは面倒だと感じることも、指輪はいらないと思う理由のひとつです。
金属アレルギー
金属アレルギーの人が指輪をすると、かゆみやかぶれ、赤くなる、皮膚がただれるなどの症状が出る可能性があります。
多くのプラチナやゴールドには、金属アレルギーを起こしやすいパラジウムなどが含まれています。
金属アレルギーになりにくい金属の結婚指輪も多く出ていますが、もともとアレルギーがある人は結婚指輪をつけるのが怖いと感じてしまうようです。
信頼と愛があれば指輪は必要ない
結婚指輪をいらないと感じるのは、必要性を感じていないからという可能性もあります。
結婚指輪は、結婚したことを実感し夫婦としての絆を強める、浮気の防止などの役割があります。
ただ、結婚指輪をいらないと感じる人は、気持ちのつながりを大切にしています。
信頼と愛があれば、結婚指輪に頼る必要はない、と考え、指輪の必要性はないと考えるようです。
指輪は衛生的に問題があると思う
衛生的な観点から結婚指輪はしたくないと考える人もいます。
指輪をつけたまま料理をしたり、掃除したりすると、手を洗っても指輪をつけている部分に雑菌が残る可能性もあります。
とくに潔癖の方は、衛生面を考えて指輪をしたくなくなるのかもません。
束縛している(されている)感じがする
気になる人の左手の薬指に指輪があれば、たいていは恋愛対象から外すでしょう。
結婚指輪は周りからのアプローチなどを防げるため、浮気防止になります。
その反面つけている当人は、束縛されている、もしくは束縛していると感じることも。
浮気をしたいわけではなくても、指輪がお互いを縛り付けていると感じてしまうと、無理にする必要はないと感じてしまうこともあるのです。
いらないと言ったけれど…。後悔するとき
結婚指輪は買うとお金もかかるし必要ないとパートナーに言ったけれど、後々後悔することもないとは言い切れません。
「やっぱり買っておけばよかった」と後悔するのは、どのようなときでしょうか?
友人が指輪をつけて幸せそうにしている
新婚の友達が左手の薬指に結婚指輪を身につけ、幸せそうにその手を眺めている姿を見ると、うらやましくなることもあります。
結婚指輪は女性として認められた証のようにも見えますよね。
結婚指輪をしている友人と比べると指輪をしていない自分の手が寂しそうに見え、「私だって結婚しているのに」と思ってしまうこともあるでしょう。
オシャレで素敵な結婚指輪を見つけた
ジュエリーショップなどをのぞくと、素敵なリングがたくさん並んでいます。
そのなかでオシャレなデザインの結婚指輪もいろいろあるものです。
こんなオシャレで素敵なリングだったら、毎日したいと思うこともあるでしょう。
結婚指輪はシンプルなデザインが多いのでいらないと思っていた人が、美しいデザインのリングを見つけて後悔することもあります。
おそろいのデザインリングを夫婦で身に着けることに、あらためて幸せを感じるのかもしれないと思うと買っておけばよかった思うこともあります。
世間体が気になった
結婚すれば、結婚指輪をしている人が多いです。
そのため、結婚したのに指輪をしていないと「どうしたの?」「なくしたの?」などと言われることもあるでしょう。
親にも「指輪をしていないのはおかしい」と言われることもあるかもしれません。
指輪をしていない人は少数派なので、浮気をしたいのでは?結婚したくなかったのでは?などと思われる可能性もあります。
浮気された
結婚指輪がないため、夫に近づく女性もいます。
結婚指輪をしていなければ独身だと思っても仕方のないこと。
気がついたときには夫がほかの女性から「結婚しているなんで知らなかった」と猛烈にアピールされてしまうことも考えられます。
結婚指輪をしていればある程度の防御になる可能性はあるでしょう。
結婚指輪がなかったばかりに、つらい思いをしてしまうことも考えられます。
結婚指輪はいらない、と言われた男性が思うこと
男性にとっても結婚すれば、結婚指輪をするのは当然だと思っている人も多いです。
彼女から突然「結婚指輪はいらない」と言われれば、驚くでしょう。
結婚指輪はいらない、と言われた男性はどう思うのでしょうか?
結婚したくない?
結婚指輪は、「私には夫がいます」とまわりに証明するものでもあります。
それをいらないということは、指輪をしたくないのかな?と思ってしまう男性もいます。
いろいろと勘ぐってしまい、不安になって結婚についても考え直すことがあるかもしれません。
もし「結婚指輪をいらない」と伝えるのであれば、彼が心配しないような理由もあわせて説明しましょう。
経済力がない男と思われた
お金のことを心配して、自分に気を遣ってくれているのかもしれない、と思う男性もいます。
結婚指輪も買えない男だと思われているなんて情けない、と落ち込んでしまうかもしれません。
経済力がないと思われていることは男性としてはショックなことです。
誤解のないように本心を伝えてあげましょう。
指輪にこだわらなくてもよい
結婚指輪があってもなくても、夫婦として生活をしていくことに変わりはない、と思っている男性なら、結婚指輪がいらないという女性の意見に賛同するでしょう。
とくに男性は、指輪に強いこだわりを持っていない人もいます。
同じく指輪はいらないという考えの男性なら、女性の意見をすんなりと受け入れてくれるでしょう。
彼氏に誤解されないために理由をきちんと伝える
結婚指輪はいらない、と言えば、たいていの男性は驚くものです。
悪い意味でとらえてしまうこともあります。
彼氏に無駄な心配や不安を抱かせないためにも、結婚指輪がいらない理由をきちんと伝えることが大切です。
結婚指輪は夫婦の証であり、指輪を見るたびに夫婦の絆を感じることもあるでしょう。
しかし高額なお金を出すなら生活費に充てたほうがよい、邪魔になる、衛生的ではないといった考え方もあり、必ずしも結婚指輪はしなくてはいけないものとは言えません。
結婚指輪がいらないと思うのであれば、彼氏に理由をきちんと伝え、話し合いをして決めることです。
もし後悔したときはそのときに買うこともできるので、タイミングを気にしなくてもよいでしょう。